胡蝶蘭の植え替え
胡蝶蘭のお花をより長く楽しむ為に植え替えをしましょう。こちらのページでは、胡蝶蘭の植え替え方法について詳しく掲載しております。
胡蝶蘭の植え替え
まず、 化粧鉢の中がどうなっているのか見てみましょう。 胡蝶蘭は1株ずつ、ビニールポットに入っています。 ビニールポットで育てられた胡蝶蘭が、そのまま化粧鉢に入れられて出荷されるからです。 発泡スチロールは通風と、支柱を刺す為のものです。これらは、ほぼ全ての販売株にセットで入っています。
花茎を切ったら1株ずつ植え替える
植 え替えは、春~秋(5月中旬~10月初旬)に行います。 それ以外の時期に行うのはお勧めできません。化粧鉢から抜いた株は、ビニールポットを外し、素焼き鉢に1株ずつ植え込みます。根腐れしている場合は、季節 を問わず、すぐに行います。水苔を全て外し古い根も切り落とし、新しい水苔で植え込みます。今が植え替え時期ではない場合は、 ビニールポットから株を抜いた状態のまま、1株ずつ素焼き鉢にすっぽり入れます。 このとき、古根は一切切らず、根鉢も崩さないでください。 また素焼き鉢の大きさは、根鉢と同じ大きさか、或いは少し小さめの物を用意してください。
植替えが終わったら・・・
2週間ほど水は断ちましょう。風通しの良い日陰に鉢を置きます(これが重要なポイント)。株を見て、水不足で葉がぐったりしてきたら1週間後でも構いませ ん。 植替え後、水やりをストップするのは、植替えで傷んだ根が回復するのに要する 期間であり、水を求めて根が伸びるため、発根を促す作用でもあります。尚、場合によっては一番下の葉が黄変して落葉する事もありますが数日後、新しい葉が 株の中心部から現れる ため問題はありません。
胡蝶蘭は、管理が難しいと思っている方がとても多く感じますが、ポイントを押さえると、手軽にインテリアに取り入れることの出来るお花です。皆様もこの管理方法を参考にして、チャレンジしてください。